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天然酵母「ガラクトミセス」

日本酒の醸造工場では、杜氏(とうじ)の手が年齢を問わず、きめ細かく白く美しいことに着目し、長年研究が進められてきました。
日本酒といえば「麹」「発酵」「酵母」といった、美容や健康に関心の高い方にとって注目のキーワードが並びます。その中でも、酒酵母の一種である「ガラクトミセス」を活用した化粧品成分、ガラクトミセス培養液をご紹介します。


ガラクトミセスとは

ガラクトミセスは酵母の一種で、真菌に分類されます。発酵によってエネルギーを生み出すこの酵母は、パン、ビール、蒸留酒など、私たちの身近な食品にも利用されています。

本原料であるガラクトミセス培養液は、この酵母を発酵・培養する過程で得られた培養液です。
主な成分は、NMF(天然保湿因子)ペプチドセラミドビタミンミネラルなど。肌にさまざまな美容効果をもたらします。

韓国コスメにも広く採用されており、以下のような多彩な効果が期待できます。


ガラクトミセス培養液の主な効果

● 高い保湿力

ガラクトミセスに含まれるNMFは、水分を取り込み保持する作用があり、肌の保湿バリア機能を高めてくれます。
なんとその保湿力はグリセリンの3倍とも言われています。保湿は肌ケアの基本。水分が不足すると、シワやくすみなど様々な肌トラブルの原因になります。

● エラスチンを守る(抗シワ作用)

エラスチンは、コラーゲン繊維を束ねて支える、肌の弾力や柔軟性に欠かせないタンパク質です。
しかし、エラスチンは胎児〜乳児期までしか生成されず、加齢とともに減少し、再生されにくいとされています。
ガラクトミセスには、エラスチンを分解する酵素「エラスターゼ」の働きを抑える作用があり、貴重なエラスチンを守ることが期待されています。

● 肌のpHバランスを整える

私たちの肌は通常「弱酸性」を保っていますが、洗顔や発汗のあとには一時的にアルカリ性へ傾きます。
このとき、肌は本来「アルカリ中和能」により元の状態に戻ろうとしますが、乾燥や敏感状態にあると、その機能が低下してしまいます。
ガラクトミセス培養液は、こうした状態の肌をサポートし、健康な弱酸性状態を維持する手助けをします。


安全性と化粧品への応用

ガラクトミセス培養液は、肌本来の保湿力バリア機能を高めることが期待されるため、日常的に使う基礎化粧品への配合に最適です。
また、ヒト皮膚一次刺激性試験(パッチテスト)においても高い安全性が確認されており、安心してお使いいただけます。

原料についてもう少し知りたい、この原料を使って化粧品を作りたい!そう思っていただけましたら是非弊社へご相談ください。

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