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植物由来 ケイ素濃縮液

ケイ素とは

ケイ素(シリコン/Si)はミネラルの一種で、酸素に次いで地殻に多く存在する元素です。自然界では主に二酸化ケイ素の形で、石英など鉱物の主成分として存在しています。石英から分離されたケイ素は、代表的な半導体材料として幅広く利用されています。ただし、ケイ素単体で自然界に存在することはありません。

ケイ素は工業用途で広く知られていますが、美容や健康への関心が高い人々の間では「シリカ」としても浸透している成分です。化学式ではケイ素が Si、シリカは SiO₂ であり、シリカはケイ素を含む化合物を指します。

ケイ素の働き

ケイ素は人の体内にも微量に存在するミネラルであり、加齢とともに体内のケイ素量は減少することが知られています。体内ではさまざまな役割を果たしているとされ、以下のような働きが報告されています。

  • 骨や軟骨の形成をサポート
  • コラーゲンやエラスチンの結びつきを助ける
  • 有害な重金属を吸着し、体外へ排出する など

そのほか、ラットを用いた実験では、水溶性ケイ素を適量摂取することで、脂肪肝の抑制やわずかな抗菌効果が見られるなど、さらなる研究が期待されている成分でもあります。

ケイ素に関する有名な研究のひとつに「フラミンガム研究」があります。これはアメリカで行われた長期にわたる地域コホート研究で、同一地域に住む人々の食生活や健康状態の変化を追跡するものです。この研究において、米英の共同研究グループは「ケイ素の摂取量と骨の強さ(骨密度)には密接な関係がある」と報告しています。研究グループによれば、「食事からのケイ素摂取が骨密度に与える影響は、カルシウムよりも大きい」との見解が示されています。

植物由来のケイ素

弊社が提供するケイ素は、もみ殻由来の非結晶ケイ素に分類されます。非結晶ケイ素にはさまざまな原料がありますが、珪藻土由来のものと比べ、もみ殻由来のケイ素は含有されるミネラル成分が豊富で、資源も安定しており、持続可能な供給が可能です。米は日本人の主食としてなじみがあり、もみ殻由来という点にも安心感があります。原料は三重県産の無農薬米を使用しており、安全性についても複数の試験で確認済みです。

健康から美容まで

さらに、シリカは化粧品原料としても広く利用されています。多孔質構造を持つため、皮膚の余分な油分や汚れを吸着する働きが期待され、ファンデーションやフェイスパウダーなどのメイクアップ製品をはじめ、洗顔料、洗顔石けん、入浴剤などにも配合されています。安全性も高く、赤ちゃん用の化粧品にも使用されている、汎用性の高い成分です。

原料についてもう少し知りたい、この原料を使ってサプリメントや化粧品を作りたい!

そう思っていただけましたら是非弊社へご相談ください。

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