20代後半から30代にさしかかると、若いころに比べて肌の変化を感じ始める方が多いかと思います。個人差はもちろんありますが、30代に入ると肌のターンオーバーが遅くなることにより、肌のハリが落ち始めてシワ・たるみ・シミ・乾燥などのトラブルが増えてきます。こういったエイジングを予防し、肌のトラブルを遅らせるためには正しいスキンケアルーティンを行うことが大事です。
美肌のためのエイジングケアの基本は3つ。
・保湿
・紫外線(UV)対策
・抗酸化対策
エイジングケアというと難しいことを考えがちですが、日々のスキンケアルーティンの中で上記の3つの基本さえケアしていれば、若々しく健やかな肌を保つことができます。では、具体的にどのようなスキンケアルーティン・アイテムがエイジングケアに効果的なのでしょうか。
①クレンジング 洗顔
一日の締めくくりはさっぱりとメイクオフから。ただ、汚れを落とすことは大切ですが、必要以上にクレンジング力の強いものを選んではいませんか?強すぎるクレンジング料は、天然の保湿成分であり肌をバリアしてくれている皮脂を必要以上に洗い流してしまいます。こういったクレンジング料を使用し続けると、肌自体が乾燥に弱くなってしまったり、逆に体の自己防衛本能が過剰反応してより多くの皮脂を分泌してしまい、結果として脂性肌に繋がったりします。
メイクの濃さや部位にあわせて適切なクレンジング料を使用すること、可能であれば保湿成分やバリア成分も含んだクレンジング料を選ぶようにしましょう。
②化粧水
エイジングケアのための化粧水は、抗酸化作用のある原料が含まれているものが好ましいです。抗酸化作用をもつ植物エキスやビタミンなど、水溶性の抗酸化物質が多く含まれていると効果的です。
③美容液・乳液
保湿をメインの目的とし、ヒアルロン酸・コラーゲンなどのバリア成分/保湿成分、保水力に優れるセラミド、アミノ酸などの天然保湿因子が多く含まれているものを使いましょう。
④クリーム
単に油分の補給や肌に蓋をして水分の蒸散を防ぐという目的であれば、肌に負担を掛けないシンプルな処方が好ましいです。抗シワ・たるみなどのエイジングケア効果も期待するのであれば、レチノール(ビタミンA)などの油溶性のアンチエイジング成分が含まれているものを選びましょう。最近は、刺激が少なくより安定な次世代レチノイド(ビタミンA誘導体)を含むものも増えてきました。
⑤日焼け止め
単に油分の補給や肌に蓋をして水分の蒸散を防ぐという目的であれば、肌に負担を掛けないシンプルな処方が好ましいです。抗シワ・たるみなどのエイジングケア効果も期待するのであれば、レチノール(ビタミンA)などの油溶性のアンチエイジング成分が含まれているものを選びましょう。最近は、刺激が少なくより安定な次世代レチノイド(ビタミンA誘導体)を含むものも増えてきました。
弊社は、フレッシュなビタミンCをお肌に届けることのできるフリーズドライ化粧品の処方開発や、抗酸化効果が高く刺激性が全くない次世代レチノイド(レチノイン酸ヒドロキシピナコロン)をいち早く採用するなど、アンチエイジング化粧品の開発に力を入れてまいりました。アンチエイジング製品単品での開発でも、クレンジング→クリームまでシリーズでの製品化でも承ります。